当社では、機能性表示食品対応のプロテイン及びサプリメント(健康食品)の届出をフルサポートいたします。
機能性表示食品とは
「機能性表示食品」は、事業者(販売者)の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を示した原料を使用し、根拠に関する届出をする事により、特定の栄養素や成分が健康に良い影響を与えることを標榜する事のできる製品のことです。
トクホ(特定保健用食品)より簡単に取得でき、栄養機能食品よりも幅が広いのが特徴です。
一般的な「健康食品」は、その効果・効能などをパッケージや広告に表示することはできず、ただ売り場に置いても消費者からは何に良いものなのか分かりませんが、機能性表示食品は、薬機法に抵触せずに、消費者庁から効果効能を標榜しても良いとお墨付きを与えられる健康食品なので、他の健康食品と比較して大きな差別化が図れます。
<機能性表示食品の例>
▶カルシウム強化食品: 骨の健康をサポートするための食品。
▶オメガ-3脂肪酸入り食品: 心臓の健康をサポートするための食品。
▶食物繊維豊富な食品: 消化を促進し、便秘を緩和するための食品。
▶プロバイオティクス入り食品: 腸内の健康を促進するための食品。
<機能性表示食品とトクホ(特定保健用食品)との違い>
紛らわしいこの2つ。プロセスや消費者庁許可マーク有無など、微妙に違う点はありますが、結論として、トクホの申請簡易版が機能性表示食品です。
トクホは機能性表示食品と比べて申請メリットが殆ど無い割に申請時間とコストがとてもかかるため、昨今ではトクホ申請は急減し、大半は機能性表示食品へと集約されていっています。
<機能性表示食品と栄養機能食品との違い>
いずれも商品パッケージや広告で効果効能を標榜して良いということが最大のポイント。
大きな違いは以下2点
1.品目数は機能性表示食品にメリット有り
機能性表示食品の対象品目は無数にあり、日々増加しているのに対して、栄養機能食品は20品目しかなく、しかもそれが基本的な脂肪酸・ビタミン・ミネラルであるため、他社差別化ができないという点。
2.申請プロセスは栄養機能食品にメリット有り
機能性表示食品は認可を得るために時間(6ヶ月~1年程)とコストがかかる一方で、栄養機能食品は一定要件を満たしていれば申請不要のため、時間もコストもかからない。
結論としては、機能性表示食品と栄養機能食品はうまく使い分けるのが得策です。
<機能性表示食品の申請スケジュールと費用について>
機能性表示食品の届出が受理されるまでのスケジュールは、配合確定後6ヶ月~1年間が目安となります。
その間、商品の販売が全くできないわけでなく、まずは「通常の健康食品」または「栄養機能食品」としてテスト販売的にプロモーション活動を行い、機能性表示食品の届出が受理された後に、「機能性表示食品」の記載を追加したパッケージへの切り替えをして、段階的に変更していくという方法もあります。
機能性表示食品の申請費用については、当社では無料または実費ベースでご支援させて頂いております。
申請する成分・ヘルスクレームの内容と件数によって費用感が異なりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。