サプリメント販売メーカー様の多くは、広告やCRMツールにばかり意識を向けているように感じます。
大切な、そして肝心な商品を作りっぱなしにしていませんか?
広告表現を見直すのと同じく、商品も見直すべきではないでしょうか。
商品は言わば原石。磨けば磨く程に輝きます。
お客様のニーズにあった良い商品を提供してこそ、集客やリピート施策は活かされるのだと思います。
躓く理由と原因を以下3段階で振り返ってみてください。(通販目線で記述していますが、店販も同様です)
【1】新規集客(見込み客獲得)
初速で売れない…。その理由は手法や表現?
▶商品にも問題があるのでは?
【2】本購入(定期購入)への引上げ
せっかく見込み客を効率良く獲得しても本購入へ引き上がらない…。その理由は手法や表現?
▶商品にも問題があるのでは?
【3】定期顧客の離脱防止
せっかく定期購入してくれたのに継続期間が短い…。その理由は手法や表現?
▶商品にも問題があるのでは?
商品開発に終わりはありません。
自社のお客様の悩みを要望(ペルソナ)に対して、自社の商品は真正面から応えているでしょうか。
ときには期待以上のものをお返ししているでしょうか。
サプリメント開発は3段階で検証し、ブラッシュアップしていくことが大切です。
【1】新規集客段階で反応が悪い場合
▶配合成分や配合量が適切ではない可能性あり
▶▶▶①ターゲットマッチ、②インパクト、③競合他社比較の上で、配合成分と配合量を再検証し、広告表現はもちろん、商品名やキャッチコピー、パッケージデザインも見直し
【2】本購入への引上げ率が悪い場合
▶短期的な実感性が弱い、または期待を寄せるストーリー性が無い可能性あり
▶▶▶①実感力を高める、または②ストーリー性のある成分を追加配合
【3】定期顧客の離脱が多い場合
▶中長期な実感性が弱い、または継続するには価格が高い、またはファン化するストーリー性が弱い可能性あり
▶▶▶①実感力を高める、または②コストダウンで販売価格見直し、または③ストーリー性のある成分を追加配合
商品ありきではなく、お客様ありきで商品磨きをし続けることで、ロングセラー商品が生まれていきます。
大ロットでの商品見直しは現実的ではありませんが、そのための小ロット製造。
商品開発のあり方を今一度検討してみて頂けると幸いです。
◆関連コラム:サプリメントの商品開発は、スモールスタート・ロングセラー
◆参照ページ:小ロットで始めるサプリメントOEMについて