スモールスタート・ビッグゴールというマーケティング用語があります。

それ自体はとても良い考えです。

一方で、サプリメントの商品開発と販売状況をみていると、重要なのは『スモールスタート・ロングセラー』ではないかと、常々感じるのです。

最大のポイントは『ロングセラー』

小ロットOEMであればどちらにも適用可能ですが、着地点への意識の違いが、商品開発に大きく影響します。

A)スモールスタート・ビッグゴール(SSBG)の場合

最終的にはマスコミを含め『話題性』の創出は必須で、販路もドラッグストアやコンビニなど大手流通の力を借りる必要があります(単品通販でのビッグゴールはロジックが異なりますが、昨今では確率が低過ぎます)。

ビッグゴールの多くは短命。ようやく日の目を浴びたところで他社も一斉に参入してくるため、価格競争になります。そしてマスコミも流通も次の新しい話題を欲しますので追い風も止まります。

そのまま突き抜けてビッグゴールのままポディションを確立するケースもありますが、それを狙うのは現実的ではありません。

さて、ビッグゴール狙いのサプリ開発の場合、当然ながら話題性のある素材を中心に添える必要があります。

ビッグゴールというからには安定生産が求められる原料となり、素原料供給量が多く(例:蟹エビの殻→グルコサミン)、尚且つ化学的な分解・合成が容易なものに限られます。

B)スモールスタート・ロングセラーの場合

話題性を狙うことも、大手流通に依存する必要もありません。小さく初めて、いつまでもいつまでも、コツコツと地道な成長を続けること。文字通り短命で終わることはありません。

短期的に莫大な利益にならずとも、1つの商品が生み出す生涯利益は、ビッグゴールよりも大きくなる可能性もあります。

ロングセラーを生み出すポイントは『ターゲット&お悩みを絞り』『そこに納得のいく実感を出すこと』『それでいて継続する上で安心な良質素材を使うこと』。それが『お客様の信頼を得続けること』に繋がります。

各社やっているようで、全くやっていない。簡単なようで難しい。

弊社では商品開発の際に、上記要素を踏まえて開発いたしますので、お気軽にご相談ください。

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